幼児・導入期のレッスン

幼児・導入期のレッスン

ピアノの導入期のレッスンに関しては、近年多くの方が教本、指導書を発刊されています。
私が子供の頃受けたレッスンと今とでは、大きく変化してきています。

昔は教本自体少なく、ほとんどの生徒が私を含めバイエルで習ってきましたが、
今はどれを使うか迷うほどの教本がでています。

腕や手首 の動かし方も研究され、指導者によって教え方も様々ですが、私が導入期に大切にしていることは、次の3つです。

1.楽譜が読めるようになること

楽譜を読むことに抵抗があると、だんだん新しい曲に取り組むのがおっくうになり
1曲弾くのにかなりの時間がかかることになり、いやになってしまいます。

2.きれいなフォーム

余計な力を入れずにピアノが弾けるよう正しい手の形を身につけること。
これは初期のころから注意していかないと、ある時急に指がまわらず、弾けなくなってしまいます。

3.なにより、楽しいこと!

次回のレッスンが楽しみになるように「できた!」という思いを大事にし、やる気につなげていきたいと思っています。

今まで教本もいろいろなものを使い、多数購入して考えた末、同じレベルの練習曲が多くのっていて着実に力がついていくと思われる現在のものにたどりつきました。

レッスンに関しては、一人一人にとって最良のレッスンができるよう、これからもいいと思うものは取り入れ勉強していきたいと思っています。

よくあるご質問

何歳から通えますか?
幼児期は特に個人差が大きく、一概に何歳からとは断定できませんが、歌がうたえること・色がわかること・1から4までの数がわかること、の3点ができていればレッスンは可能です。
こちらの話すことに耳をかたむけられる年齢というと、3歳前後。
幼稚園年少組に通われているかたでしたら、ほぼ大丈夫だと思います。
落着きがなくずっと座っているのは無理かも…
幼稚園児で40分レッスンの間、ずっとピアノのイスに座っているのは、ほぼ無理です。
レッスンはピアノを弾くことだけではなく、うたったり、踊ったり、音符に色をぬったり、と飽きないように構成を考えています。
ピアノは買わないとダメですか?
レッスンは1週間に1回。次回のレッスンまでにまったく練習できないのでは、はっきり言ってうまく弾けるようにはなりません。
指がなかなか動かない初期のころは卓上のキーボードでも対応できると思いますが、5本の指が使えるようになってくると、あっというまに両手で弾くようになり、教室のピアノとあまりにもタッチが違うと家での練習が難しいと思います。
ピアノがお家にあるのが1番ですが、住宅事情もあり、今は電子ピアノも色々なものがでていますので、鍵盤の数がピアノと同じでなるべくタッチもピアノと似ているものを用意されるとよいと思います。
下の子供を一緒に連れていってもいいですか?
はい。個人レッスンなので、ご家族どなたでも一緒に入られて大丈夫です。
ただレッスンを受けるお子様の気が散らないようご配慮ください。
ピアノ教室@navi