ピアノの導入期のレッスンに関しては、近年多くの方が教本、指導書を発刊されています。
私が子供の頃受けたレッスンと今とでは、大きく変化してきています。
昔は教本自体少なく、ほとんどの生徒が私を含めバイエルで習ってきましたが、
今はどれを使うか迷うほどの教本がでています。
腕や手首 の動かし方も研究され、指導者によって教え方も様々ですが、私が導入期に大切にしていることは、次の3つです。
1.楽譜が読めるようになること
楽譜を読むことに抵抗があると、だんだん新しい曲に取り組むのがおっくうになり
1曲弾くのにかなりの時間がかかることになり、いやになってしまいます。
2.きれいなフォーム
余計な力を入れずにピアノが弾けるよう正しい手の形を身につけること。
これは初期のころから注意していかないと、ある時急に指がまわらず、弾けなくなってしまいます。
3.なにより、楽しいこと!
次回のレッスンが楽しみになるように「できた!」という思いを大事にし、やる気につなげていきたいと思っています。
今まで教本もいろいろなものを使い、多数購入して考えた末、同じレベルの練習曲が多くのっていて着実に力がついていくと思われる現在のものにたどりつきました。
レッスンに関しては、一人一人にとって最良のレッスンができるよう、これからもいいと思うものは取り入れ勉強していきたいと思っています。